【最低賃金?】Uber Eatsのバイトをしたら時給がとんでもないことに?!

「ウーバーイーツやってるんだよね」

 

 

 

と言うと、100発100中で聞かれるのが

 

「ウーバーイーツの時給ってどれくらい?」

 

だ。

 

この質問に飽き飽きしているUber  Eats配達員は私だけでではないだろう。

 

まぁ、逆に言えば、それだけUber  Eatsの時給事情に興味がある人間がいると言うことであろう。

 

 

「そんなの自分でやって確かめろ!」

 

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と言いたいところではあるが、私はそんなに鬼ではない。

 

そんな君たちに、現役のUber  Eats配達員であり、配達回数6500回を誇る私がUber  Eatsバイト

の時給について詳しく解説してあげよう。

 

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Uber  Eatsの実際の時給はいくら?

 

 

最初に断っておくが、これはあくまでも私の活動エリア内での話であり、都内やその他のエリアは違うかもしれない問いことを頭に入れておいて欲しい。

 

では早速。

 

結論から言って、普通にやっていた場合、最高でも1500円前後がいいところだ。

 

普通なら、恐らくこれ以上稼ぐのは物理的に無理だ。

 

店までの距離にもよるが、1km以内の配達であれば数珠りまくって300円✖️5配送、ロングであれば500円前後✖️3くらいといった感じだ。

 

ショートで300円を切ることはあまりないが、ロングだと時間帯や配達員の人数次第では300円前後で回されることもある。

 

そんなオーダーを取る配達員はいないだろうが、もし取ってしまったら時給に大ダメージを与えることになる。

 

意地でも取らないようにしよう。

 

ところで「時給1500円て安いの?高いの?」と言う話になるが、これはその人の価値観による部分が大きいので何とも言えないところだ。

 

以下は厚生労働省が定めている各地域の最低賃金表だ。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

 

実際、Uber  Eatsの配達で各店を回るとそのお店の求人が貼ってあることがあるが、ほぼこの最低賃金に準拠した値段設定にされている。

 

そう考えると、時給1500円と言うのは「高い」と言えるのではないかと言うのが私の感想だ。

 

Uber Eatsの時給を上げたい場合にすべきこと5選!

 

もう一度言うが、1500円と言うのは「最高」であり、毎回ショートの300円で数珠りまくるとも限らないし、ロングが安い日だってある。

 

そう言うことも加味し、我々配達員は常に時給を上げるために最善の努力をしなければならない。

 

では、時給を上げるためには何をすべきなのだろうか。

 

1 バイクで配達 

料金改定以降、バイクの方が圧倒的に稼ぎやすくなっている。

 

理由は2つだ

 

①新料金には交通渋滞が加味される

 

バイクは自転車と違って渋滞に巻き込まれることがあり、配達員のせいではないのにドロップ先への到着が遅れることがある。

 

そうなった場合に給与に影響が出ることを考慮し、バイク勢の1配送あたりの賃金は自転車勢に比べて高く設定されているようだ。

 

バイクでやっている人に聞いてみたが、「1配送300円は見たことがない」と言っていたため、賃金の違いは間違い無いだろう。

 

②ロングが取れる

 

新料金改定以降、時々ロングでとんでもなく高い報酬のオーダーが飛び込んでくることがある。

 

だが、それらはチャリ勢にとってはとてもではないが行く気が起きない距離であるため、自転車勢はほぼ100%の確率で拒否することになる。

 

だが、バイクであればそんなオーダーでも躊躇することなく取れる。

 

また、配達員がオーダーを拒否し、オーダーがたらい回しになればなるほど今のシステム上そのオーダーの配達料金はどんどん上がっていくため、より高い報酬を狙いやすくなる。

 

2 チャリならスポーツバイクを使用

 

バイクが良いとはいえ、免許を持っていない人もいる。

 

その場合必然的に自転車での稼働になるわけであるが、その時は絶対にスポーツバイクにした方が良い。

理由は以下の2つだ。

 

①スピード

 

まず、ママチャリとスポーツバイクではこいだ時のスピードが圧倒的に違う。

 

当然、ドロップ、ピック共に時間を短縮できるため、より多くの配達件数を稼ぐことができるようになる。

 

②身体的負担の軽減

 

スポーツバイクはママチャリと違い、重量は軽く、ギアの回転力も滑らかだ。

 

このお陰で軽くペダルを踏み込むだけで驚くほど楽に前に進むことができ、足への負担はママチャリとは天と地ほどの差だ。

 

また、膝への負担も軽減されることから、長い時間自転車をこいでも膝を痛めにくいと言うメリットもある。

 

 3 ロングは取らない

 

新料金システムになって以来、配達距離=報酬ではなくなり、ロングドロップはかなり不安定な料金設定になってしまった。

 

そのため、自転車勢は料金だけ見てロングを取ってしまうと、拠点まで戻る時間を加味すると割りに合わなくなると言う現象が頻繁に起こる。

 

自転車勢が高時給を狙いに行くなら、今はショート以外取らない方が絶対に良い。

 

店が密集しているエリアから絶対に出ないで、300円のオーダーを取りまくる。”薄利多売”これが今の正しい戦い方だ。

 

店が密集しているエリアがないと言う地域ではこの作戦は不可能ではあるが。。。

 

4 悪天候での稼働

 

Uber  Eatsの新料金システムは、需要と配達員の稼働率、天候によって料金が変わる。

 

悪天候になると、そこにUber Eatsの需要増加、配達員の減少と言う、報酬が高くなる高条件が出揃うことになり、1配送あたりの単価が上がる。

 

実際、台風予報の日の私の配達記録を見てみよう。

 

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ずぶ濡れになった上にいつ雷打たれ黒焦げになるかわからなかったが、1配送あたりの報酬は普段の300円を遥かに超える結果となっている。

 

5 現金払いオン

 

ここをオンにしなければ、基本的には決済済みのオーダーしか回ってこない。

 

現金払いをオンにすることにより、未決済のオーダーも受けることができるようになるため、扱えるオーダーが増える。

 

現金払いオンは中都市程度のエリアなら必須事項だ。

 

だが、大都市になれば現金払い以上に決済済みのオーダーがあるため、オンにしなくてもオーダーが鳴り止むことはないだろう。

 

6 素早い移動

 

Uber Eatsで多くの件数を取るためには素早くピック、ドロップし、フリーになる必要がある。

 

そのためには、オーダーを受けたら店まで即移動、ドロップしたら即行で鳴るエリアまで戻ることを心がけよう。

 

ダラダラとスマホをいじっていたり、仲間と愚痴を言い合っている時間は1秒たりともない。

 

また、踏切、信号が多いエリアではそこを通らずにいける道も知っておくと時間の短縮に非常に便利だ。

 

と言うことで、ここまでUber  Eatsバイトの時給を上げる方法を語ってきた。

 

どれも決して難しいことではなく、ちょっと意識すれば余裕でできることであることと思う。

 

ここでちょっと思い出してほしいのだが、私は冒頭の最高時給1500円について、”普通なら”と言った。実は、Uber  Eatsでは普通でないことがしばしば起こり、それらが時給に影響を及ぼし、時給1500円を遥かに上回ることがある。

 

それら”普通ではない”ことは以下の3つだ。

 

・これで時給アップ!嬉しいUber  Eatsの4つの特典!

 

1 チップ

 

以前、女性のUber  Eatsの件でお話ししたが、Uber  Eatsにはチップ制度がある。

 

 

ubereveryday.hatenablog.com

 

チップは数十円〜数百円と様々だが、時々こんな驚きのチップをくれる人もいる。

 

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配達員にによっては1週間で5000円以上のチップを稼ぐ人もおり、時給を上げるのに一躍買っているのは言うまでもない。

 

 

2 クエス

 

これはノルマみたいなもので、月曜日〜木曜日までに自分が設定した配達回数をこなした際にボーナスが支給される日跨ぎクエスト、金曜日〜日曜日までに自分が設定した回数をこなした際に支給される週末クエストの2つから成り立って理いる。

 

日跨ぎクエストを達成した日はこんな感じ

 

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週末クエストを達成した日はこんな感じになる

 

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また、最近は週末クエストを達成し、更に10回配達するとプラスの報酬がもらえると言うキャンペーンが行われるようになった。

 

10回だけでなく。15回で1500円のパターンもある。

 

これらは10回なら調子が良くて2時間半、15回なら3時間半くらいかかるため、めんどくさいので基本的に私はやらない。

 

3 雨の日クエス

 

先ほど、悪天候の日は時給を上げるチャンスという話をしたが、実は雨の日には10:30〜15:00、17:30〜22:00の間にそれぞれ12回配達すると雨の日クエストと言う特別なボーナスをもらえる。

 

雨の日ボーナスは時と場合によりもらえる額が異なり、安いときは1200円、高いときは3600円程度だ。

 

だが、料金改定以降、雨の日クエストは出る配達員と出ない配達員がおり、ランダムに抽選されていると言う噂もある。 

 

4 シミ

 

これはピーク時などでプラスでつく報酬だ。

 

シミが発生するエリアは赤く囲まれ、プラスの報酬金額が示されている。

 

コロナ拡大初期は渋谷付近で500円のシミが発生した時期もあり、1配送1000円近くつくとんでもなく高額報酬だった時期もあった。

 

だが、シミは基本的に都内でしか発生しないため地方勢はシミの恩恵は受けることができないだろう。

 

以上が時給上げる特例パターンだ。

 

実はもう一つ「ブースト」と言う機能がある。

 

これは配達料金が1.1~1.3倍に増える大変喜ばしい特典であったが、新料金体制になって以来ブーストのシステムが変わってしまい、10円や20円程度にしかならなくなってしまっためそこまで役に立つものではなくなってしまった。

 

・まとめ

 

と言うことで、今回はUber  Eatsのバイトの時給についてまとめてみたがいかがだっただろうか。

 

Uber Eatsの時給は自分で上げる努力は必要だが、正直ほぼ運で決まると言っても過言ではない。

 

安定した賃金が欲しいと言うのであれば決してお勧めはできないバイトと言って良いだろう。

 

では、なぜUber  Eatsの配達員はそんな不安定なバイトをするのか。

 

その理由はまたいつの日にかお話ししたいと思う。

 

今日はここまで。